top of page

■会陰マッサージとは・・・

会陰マッサージの目的とは?

大きく分けて2つの目的があります。

 

一般的に会陰マッサージというと、出産の際に会陰切開をしなくても裂傷しにくい状態にするために行う、会陰の皮膚に柔軟性と潤いを与えるオイルマッサージのことをいいます。

 

出産の際に会陰部の伸びが悪かったり、お産が長引いたりすると会陰切開がおこなわれます。

現在 日本では60%近くの女性が会陰切開をしているといわれ、他の国と比較すると大変多いと言われています。

 

出産準備のための会陰マッサージでは、膣口、膣内のマッサージまでは抵抗があるという方は会陰の周りや、会陰と肛門の間をマッサージだけでも大丈夫です。

1回5分程度、週2~3回のマッサージを妊娠後期(28~34週頃を目安)から始めるのがよいでしょう。

 

自分でも出来ますが、出来ればパートナー(異性)の方にお願いするほうが効果があるようで、アメリカでは看護師が旦那さんに会陰マッサージのやり方をレクチャーするそうです。

 

 

 

そして会陰マッサージには、もう1つの大切な目的があります。

それは、出産準備のためのマッサージではなく、膣の劣化を予防する目的で行うマッサージです。

 

あなたの知らない間に膣の劣化はもう始まっている。

膣のお手入れやっていますか?

何もしないでいると、とても恐ろしく取り返しのつかない状態になってしまうことがあります。

 

会陰マッサージは世界では常識であり、お化粧やお肌のお手入れと同じように日常的に膣のお手入れも行われています。

恥ずかしことだとか、いけないことのように思ってやっていないのは日本女性だけ!

 

膣のマッサージがいかに大切で必要なものであるかを文献をもとに説明していきましょう。

 

■目と膣の関係

脳の中心部、目の奥にある視床下部や下垂体は、目から入ってくる光に反応してホルモンのバランスを整えていて、女性ホルモンもそこで調整されている。

つまり、目は生殖機能と密接な関係がある。

 

■鼻と膣の関係

産後に体調を崩す妊婦さんは、たいてい鼻が詰まっている。

 

■膣の感じる部分

入り口から奥へ3分の1程度までの長さ。

 

■膣の締め付け

子宮を含む骨盤内にある内臓を、胴体の一番下で支えている筋肉『骨盤底筋』によるものである。

膣内でペニスと接する粘膜の裏には骨盤底筋がある。この筋肉を鍛えると膣の締まりが良くなる。また、筋肉には動脈や静脈があり、性的に興奮すると膣も充血して締まってくる。

 

■膣ケア

日本は膣ケア後進国。膣の手入れを怠り、無知とし関心で、あっという間に膣はその機能を失ってしまう。放っておくとどんどん劣化する。

 

■膣の劣化

膣は使っていないと「廃用性萎縮」が起こります。(運動しないと身体のあらゆるところの関節が固まるのと同じ。)

セックスで女性ホルモンを多く分泌してケアしてあげることが大切。(相手がいない場合はマスターベーションでも可。)

膣は粘膜なので潤いが失われると当然干からびる。熱いセックスに伴う愛汁で定期メンテナンスが必要。

加齢と共に女性ホルモンは減少する。膣の劣化は進む。

冷えも膣の劣化の原因になる。(血液循環が悪くなりやすいので膣も冷えて硬くなる。)

 

■骨盤臓器脱(女性ヘルニア)

膣が乾いたり硬くなると、セックスに支障をきたすだけでなく深刻な症状を引き起こす。

膣は筋肉の一種であり、その骨盤底筋の衰えによって起こるのが「骨盤臓器脱」である。

骨盤内にある膀胱や子宮、直腸といった臓器が下がってきて、膣壁もろとも膣口から出てきてしまう女性特有の疾患で「女性のヘルニア」とも呼ばれています。

最初に体外に出てくるのは膀胱が多く、出てきた膀胱を体内に戻す手術をしても、次は子宮が下がってきたりして、もう一度子宮を持ち上げたり切除したりする手術をしなければならなくなる。

知らず知らずに膣の劣化は進む。

 

■お尻で分かる膣の劣化

膣が冷えて硬くなると骨盤底筋も衰え、お尻の形に影響が出る。あたたかく潤った膣を持つ女性は、ふっくらとした丸いハート尻。冷えて硬い膣を持つ女性は肉が垂れふくらみが失われ、へこんでくるエクボ尻。

放っておかずに、女性は自分の膣を知る事が大切。

 

■膣ケア(チツがプリプリ潤う「女性器マッサージ」)

「会陰マッサージ」と呼ばれるマッサージ法は、デリケートゾーンの黒ずみや臭いの改善など、女性特有のあらゆる不調を改善する効果がある。

マッサージは、乾燥などで痛くて指が入らない人は最初は指を入れず、外性器や肛門周りにオイルを優しく塗りこむだけでいい。焦らず、慌てず、痛いと思ったら止めることを基本にゆっくり進めていけば必ず効果が得られるはずです。

女性器の冷えはセックスの問題だけではなく、「尿漏れ」や「便秘」なども引き起こしますが、会陰マッサージで冷えが解消されることで、そうした疾患も改善します。

 

■効果をより実感するために

会陰マッサージをする前に、オイルケアをすることも重要である。身体全体にオイルを塗ることで「冷え」を取り去り、保湿効果やリラックス効果のほか、さらにオイルを塗ったあとの発汗でデトックス効果も得られる。時間がない時は下腹部や腰回りに塗るだけでもよい。

継続すれば冷えて硬くなっていた膣が柔らかくなり、全身の老廃物も速やかに排泄されるようになります。

会陰マッサージが終わったあとに「骨盤底筋体操」を行えば、膣はさらに柔軟性を持つようになり、下半身全般のトラブルの回復になる。

 

■骨盤底筋体操

両足を肩幅に開いた状態で膣口んいギュッっと力を入れたまま5秒間ほど静止。これを10回以上繰り返すことで骨盤底筋肉を鍛えることができる。

 

■さらに効果的なのは

自分でやるのではなく男性に会陰マッサージをしてもらうことで女性ホルモンの分泌が活発になり、さらに効果的になる。

 

■日常的に

日本の女性は顔には高い化粧品を使ったりするのに、膣となると全然手入れをしない。耳垢がたまれば掃除する。鼻水が出れば鼻をかむ。髪を洗ったり、身体を洗ったり、それと同様に性器の手入れをするという感覚を持つことが大事です。

 

■一番の「膣ケア」は

会陰マッサージは自分でもできる有効な方法ですが、一番の「膣ケア」はやはり、セックスだと思います。

積極的にセックスをして女性ホルモンを分泌させれば膣は劣化しません。

まずは会陰マッサージで膣にかつての潤いを取り戻す。そして、今度はもっと性に前向きになってセックスで自然に膣のケアをしていくのが理想的でしょう。

 

■性欲も回復する

濡れやすく、感じやすく、オーガズムも得やすくなる。

 

■マッサージ法

外性器のマッサージ(大陰唇、小陰唇、会陰)

膣内のマッサージ(膣壁、直腸と肛門、肛門付近)

 

 

 

【会陰マッサージに最適なオイルとは】

フィトテラピー(植物療法)サロンの当店では世界最高品質CPTG等級のメディカルアロマ(精油)をブレンドした植物由来成分100%で粘膜に使っても問題がないピュアな植物性オイルを使用します。(植物アレルギーがある場合もありますのでオイルは使用する前にパッチテストを行う事をおすすめします。)

bottom of page